コロナ禍によるストレスと生活スタイルの変化で便秘が増加 −うんちに関する実態調査−
排便状態は生活環境や生活習慣の変化に大きく影響されるため、新型コロナウイルスによる外出自粛やリモートワークによる生活様式の変化が排便にも影響していることが考えられます。
そこで、うんち記録アプリ「ウンログ」を提供しているウンログ株式会社は、ウンログユーザー3,000人を対象に、「新型コロナウイルス対策とうんちに関する実態調査」を実施しました。
うんち記録アプリ「ウンログ」は、出たうんちの状態をスマホで簡単に記録できることから、健康管理や腸活に役立つ健康アプリです。
目次
うんちに関する実態調査の結果
・82.7%の人が、新型コロナウイルスへの不安や、緊急事態宣言・外出自粛によってストレスを感じていると回答
・51.3%の人が、外出自粛や緊急事態宣言によって生活が変化してから、排便やうんちの状態が変わったと回答
・「排便の回数が減った」が56.0%、「便秘になった」が43.3%と、便が出にくくなる人が増加する傾向。一方で14%の人は下痢するようになったと回答
・生活の変化では、「運動量が減った」が87.5%と最多で、ついで「同じ姿勢でいる時間が増えた」と86.9%の人が回答
その他、
・92.8%の人が、パソコンやスマートフォンの利用時間が「増加した」と回答
・50.0%の半数の人が、睡眠の質が「悪くなった」と回答
今回の調査の結果から、多くの人が新型コロナウイルスへの不安やストレスを感じていることが明らかとなりました。
また、新型コロナウイルスへの不安やストレス、外出自粛などによる運動不足により、腸の蠕動運動のリズムが乱れ、排便の調子が悪くなる人が増えていることが示されました。
ストレスや自律神経の乱れによる胃腸の不調には、鍼灸治療の効果が期待できます
「胃腸は心の鏡」、「脳腸相関」とも言われるように、メンタル面(神経系)と胃腸は密接に関わっています。
ストレスや不安感、抑うつ感が続くと自律神経のバランスが乱れ、食欲不振、食後の胃のもたれ・膨満感、腹痛、便秘、下痢などの胃腸の不調をきたすことがあります。
消化器内科で検査を受けても胃や腸に異常がみられないことから、神経的なものということで心療内科に通院される方も多くおられます。
当院でも、新型コロナウイルスが流行して以後、コロナストレスによる胃腸の不調で消化器内科や心療内科に通院しながら鍼灸治療を受けられる方が増えています。
鍼灸治療の特色は、自律神経に作用して胃腸の不調を軽減させるだけでなく、同時にその他の症状も緩和できるところにあります。
また、交感神経の緊張を緩め、リラックス効果も期待出来ます。
ストレスによる胃腸の不調や身体の不調でお悩みの場合は、お気軽にご相談下さい。